よみがえれ!999円ギター/その2

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 さてさて、だいたいの塗装は落ちたので、仕上げに向けてサンドペーパーで格闘する毎日であります。前に塗ってあった塗装の成分がしみ込んでる部分がけっこうあるので、全体を一皮むくような感じです。とりあえず60番のサンドペーパーで手作業で、表面が白木の状態になるまで削っております。

 現在の途中経過は、上の写真の通りであります。これが済んだら150~200番くらいのサンドペーパーで仕上げをする予定でありますが、ここの作業が一番地味で疲れるんですよねぇ。でもここで手を抜くと仕上がりに影響しますから、がんばりま〜す。(^_^;)

 さて、塗装をはがしている時は、センターで張り合わせた2ピースだな、と思っていたのですが、サンドペーパーで剥いてみると・・・

 むむ、継ぎ目発見!

  

 でも、下の方だけなんですよねぇ〜。上半分は1枚板のようです。まぁ、あまりグレードは高くないギターのようですね。でも、単版ワンピースだから必ず音が良くて、スリーピースだとダメ、という訳でもないですからねぇ。仕上がってみて音が良ければオッケーです!まぁ、見た目の問題なので、こういうのは木目の見えない塗装にまわされる訳ですね。

 さてさて、リアのハムバッキング用の穴の塗装を落としてみると、謎の数字が現れました。

 「12−??」という数字。この数字の上にはマスキングテープらしきものが張ってあり、その上から塗装がかぶさっていた、という状態でした。シリアルナンバーではなさそうですので、工場内での何かの目印なんでしょうねぇ?

 ペグ以外のパーツはある、ってことで、オークションでペグを探していたんですが・・・、やってしまいました。バカでしょう?

 ギターのパーツを得るためにギターを買う!?何とも不思議な逆転現象になってしまいましたが、上のアリアプロIIのギター、ペグ付きでなんと 1,300 円!。普通にペグを買うよりやすいし、同じマグナシリーズなのでサイズもピッタリ!でも、ギター本体より高い。(^_^;)
 で、こちらのパーツ取り用のマグナ、ゴールドパーツですし、木の材もこっちの方が良さそうであります。ただ、チューニングロック仕様では無い、というだけで999円ギターの方を優先しているのですが、なんだか自分でも、変な事してるよなぁ〜、とは思います。(^_^;)
 こいつもいずれ仕上げて、誰かに譲るかぁ〜!?


 さて、話を戻しまして、肝心な塗装の仕上げですが、ホームセンター周りをしていたら、以下のものを見つけました。

 「木部によくしみ込み、木目の美しさが最大限に生かされます。」ふむふむ、シースルーレッドになりそうな気配ですねぇ。で、悩むのが”めどめ”をするべきかどうか?「よくしみ込み」させた方がいいんだろうから、下手にめどめをせずに、直に塗った方がいいのかな〜?と、思っていますが、サンドペーパー作業が完成したら、ボディーの裏とかにちょこっと塗ってみて、試してみないと無いですなぁ。

 そんな訳で、サンドペーパー作業が、もうしばらく続きますが、パーツも塗料もそろいつつありますので、なかなか完成が楽しみになってきましたね。

2005.07.03


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