普通にジャンク再生!Fernandes FR?

前のページ← | 1 2 3 4 | → 次のページ

 今回は、塗装の失敗報告+αでありまする。(~_~;)

 

 まずは、塗装落し。今回はドリルの先に付ける円形のサンダーを入手(百均でありました〜)、電気の力を借りて楽してみようかと・・・・

 ちょっと気を抜くと削れ過ぎちゃいますので、慎重にそろりそろりとあてて、表面のクリアと色の塗装までを落とし、サンディングシーラーの層は残す様にしました。

 だいたい上の様な感じの所まで、電動でやりました。

 カッタウェイの内側や、へこんでいる曲線部分には、以下のものも百均にて・・・(^○^)。 

 ん〜、電動ってすばらしい!・・・・と、ここまではあっという間でしたが・・・・

 サンディングシーラーの層からは、やはり手作業です。

 で〜・・・・・

 こういうブリッジのザグリとかは、やはり大変ですぅ。手力と忍耐ですね。

 で、上の様に塗装落し終わりました。サンディングシーラーの層も完全に落して木肌にいたしました。

 

 ボディーは上の様に3カ所で継いである4ピースですね。特に下側の方が木目に黒ずみなどがあるので、塗りつぶしカラーに塗装されたのでしょうね。

 


 

 さて、今回の塗装ですが、”tokiwa-kai” さんのページで、「水性ニスが目止めの代用になる」という記事を見つけ、それを試してみよう!と、思い立ちました。

 ホームセンターへ水性ニスを買いにいったのですが、ウレタンとアクリルと2種類ありました。ん〜、どっちが良いのかわからず・・・、最終的にウレタンでクリアを吹くだろうから、という理由で下のウレタンニスを入手いたしました。(ん〜、ここでアクリルを選んでいれば失敗しなかったのか?・・・は不明ナリ)

 色は店頭で色々と迷った末「ローズ」を選択。里親予定のK店長さんからは、「赤系で」と言われておりましたが、彼所有の SGレスポールスタジオとかを見ると、赤とは言っても茶にちかいマホガニー系の赤がお好きなのでは?と思い、この色にいたしました。

 塗料の素の色を見ると、けっこう赤っぽいのですが・・・・・

 うらのスプリングキャビティ内に試し塗りしてみた所、かなり茶色・・(上の写真の左の茶色い所が水性ニスのみの色です)。もう少し赤みが欲しいよなぁ〜、と、丸加スペシャル初号機の時に使った赤の着色剤を先に塗ってからその上にローズの水性ニスを塗ってみた(写真の右側の方)ところ、良さげな色合いだったので、先に赤の着色剤を塗る事にいたしました。

 スイスイと塗り進みました。写真では筆で塗っておりますが、後半は布に染み込ませてこすりつける様にして塗りました。染み込む染み込む・・・(これが後で苦労する事に・・)

 

 続いて、いよいよ水性ニスを塗ります・・・・が!(~_~;)

 刷毛塗りではどうもムラだらけになってしまいますぅ。しかも色もあまり茶色にならない・・・。赤をしっかり入れすぎたか?とりあえず厚く重ね塗りしてしまえぇ〜!

 で、ペーパーで仕上げれば何とかなるか?と思って削ってみますと・・・・

 タレて厚くなった所をペーパーがけで補修しようと思ったら周りが削れて下の赤まで剥げて閉まったの図 (~_~;)。

 ここの他にもとんがってる所や、縁の角の所とか、タレやらムラやらてんこもりで、修正不可能となってしまいました。そもそも、色が予想より赤すぎるし・・・・。

 

 ここで、一旦作業を中止して、面積が狭くて平面なヘッド部分で、水性ニスの塗り方を試してみる事にしました。

 薄めに注意深く均一に塗ったつもりでも、やはり色むらが出ますねぇ。そこにペーパーをかけると・・

 さらに悲惨な状態に・・・・(~_~;)

 ならば、刷毛を使わずに布に染み込ませてこすりつけたらどうよ?・・・・と、再びペーパーで落して再挑戦。

 これならまぁまぁだけど、やっぱり色むらは出るし、圧塗りは出来そうも無いですねぇ。という事は、この上からシースルーレッドをスプレーで吹けば良いか?

 ・・・ん?だったら何も水性ニスを使わず、ジャンクなミニストラトの時のヘッドの時の様に、マホガニーの着色剤を塗ってから、いつもの行程でシースルーレッドをかぶせた方が楽かも・・・・・
 ・・・・・、ハイやり直しましょう。

 

 ちなみに下は、上の布でこすりつけた水性ニスのアップの画像です。

 導管にちゃんと茶色の塗料が入り込んで目止めは出来ているようですね。導管の深い所が色が濃く出て、上手く塗れれば、たぶんこれはこれで良い感じの塗装になると思われますが、どうも私にはこれを上手く塗る技量がありませんでした。
 水性だから、水で少し薄めて塗る、ウレタンでは無くてアクリルを使う、などの手法もありそうですが、いずれにせよこれはあまり厚塗りする塗料ではないようですね。軽く、ホントに目止め代わりに使うのが良いのかもしれません。

 

 はい、再度塗装を落しておりますが、先に塗った赤の着色剤が、けっこう深くまで染み込んでいるんですねぇ。

 まぁ、この後はマホガニーの着色剤を塗る予定なので、そんなに完璧に落さなくても良いかもしれませんが、それでも完全に一皮むく感じでペーパーがけをしているうちに、冬になりました・・・・(~_~;)。

 


 

 さて、K元店長さんのところへ里子に行くならば、やはりピックアプは光らせたいですねぇ。(^_^;)

 で、ブログでもちょこっと報告しましたが、百均で上のデコレーションライトを購入しました。

 上の様に赤い星が点滅してくれます。

 で、これをベースに改造しようかと・・・、「気の迷い」のサイトを色々と眺めておりました。こちらのサイトは、LED 関係の改造例がいっぱい載っています。

http://www.kansai-event.com/kinomayoi/

 

 LED の点滅素子が入っているだけの簡単な回路の様ですが、改造はあくまでも自己責任でね。

 で、赤い星だけではちょっと地味なので、これに白色LED を追加して、輝度アップできるかなぁ〜?と、色々やってみました。

 上の様に何とかなりそうです(^_^;)。配線の仕方で、赤と白色が交互に点滅する様にも出来そうでした。半日ほど付けっぱなしにして、発熱とか異常がないかを確認。ただこれ全部をセンターのピックアップのキャビティ内に押し込めそうも無いので、星形のプラスチックは外して、赤色のLED も少し減らすかも?

 付属の単3乾電池2本入りのケーズは、ボディの電池用キャビティからはちょいとはみ出します。ケースを削るか、ボディの穴を削るか、このケースを使わずに電池をセットするか・・・・、追々考えまする。


 というわけで、このギターの再生作業は長い事止まっておりましたが、そろそろ再開しようかなと思っておりますが、岩手の冬は寒いので、塗装関係はもう少し暖かくなってからかなぁ〜?

 のんびりとお付き合いくださいませ。m(__)m

2010.02.06


前のページ | 次のページ

Back to Index

Back to Home