こいつは本命!赤いキルトが美しいフェルナンデス

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 ネジを探しに青木楽器に行ったら、ピックアップを買ってかえって来てしまった・・・

 というわけで、EMGの狙っていた"81"を、思わぬタイミングで入手してしまいました。

 裏のケーブルの取り付け方がソケット式ではない、旧タイプです。早速取り付けてみましたよ〜!(^○^)

 文字がかすれ気味なので、燦然と輝く、とはいきませんが、これでEMGが2つ載ったフェルナンデス。

 ケーブルが短いので、継ぎ足さないとダメかなぁ〜と思っていたら、リアなのでギリギリ届く長さでした。

 シールド線は、最近めっきり見なくなった、あみあみのヤツです。昔はピックアップのケーブルと行ったらみんなこれだったんですけどね。今はビンテージ扱いで取引されていたりします。

 で、このあみあみ、ほどくのが大変なのです。昔は、根元のところの網を広げて、そこから中の線を引き出す、ってな技をやっていた記憶があったのですが、うまく行きません。腕が落ちたか?(^_^;) 昔のヤツより線が細い・・ってせいもあるかな?

 仕方なく地道にほどいて、ご覧の状態に。

 そして無事配線は終了!

 ピックアップの取り付けですが、ご覧の写真の通り、ちょっと前傾姿勢ですねぇ。エスカッションに角度が付いているのですが、それがちょっときついかな〜。仕方ない!秘蔵品をだすかぁ・・・!! (^_^;)

へっへ、メタルのフラットなエスカッションであります。色がクロムなのがちょっと残念ですが、なかなかかっこ良いですねぇ。


 

 それでは、いざ試奏!

 うちにはまともなギターアンプはないので(ふる〜いテスコのヤツがありますが・・・)サウンドチェックはいつも、Bossのプリンアプでスピーカーシミュレーターを使っています。

 で、音はどうなのよ?ってことですが、パワーはものすごいです。普段の「このセッティングじゃ歪むはずない」という状態で、既に歪んでいます。フィードバックするはずが無い音量で簡単にフィードバックします。それとアッタクが「パッキン」と、ピークが立つ感じです。

 ただね、なんかレンジが狭いというか・・・レベルメーターはガンガン振り切れているのに、それほどの音圧を感じないというか・・・・低音がさっぱりでないのであります。

 歪ませたときの高音の倍音の出方は、すごくきれいで且つ攻撃的な感じさえするのですが、ミュートしながら、低音弦でリフ等を弾いた時に、物足りなさを感じます。このリアのこの"81"よりもセンターにつけた"SA"の方が、低音も高音もガンガンきて、迫力があります。

 パワー比べなら・・・と、シャーベルの"GIG MAX"と弾き比べますと、あー!"GIG MAX"の方が断然レンジが広く、迫力があり、且つ「色気」のある音がします。やっぱ"GIG MAX"は、すごいですねぇ。
 "81"は、きれいはきれいなんだけど、圧倒的に線が細いです。シングルの"SA"の方が、太いなんて・・・ハムバッキングなのに・・・

 EMGは、S-S-H ではなく、シングル3基で使うのが正しいのかも・・・?

 それとEMGは、ピックアップの高さで、劇的に音量が変りますねぇ。音色は弦に近づけても遠ざけてもそれほど変りませんが、目一杯減に近づけると、とんでもない音量が出ます。

 

 ん〜、歪み系には"81"、というような記事を目にして、"81"を狙っていたのですが、実際弾いてみると違うもんですねぇ〜。"85"や、SAもはいっている"89"の方が良かったか?

 

 すると、タイミングよくフェルナンデスのFGIがオークションに大量に登場しておりまして、実はシングル1個とハムバッキング1個を落札済みだったりします。(^_^;)

 ん〜、アクティブピックアップも奥が深そうですねぇ。とりあえずFGIの音を検証してみる事にいたします。


 電気な野郎のコイツには、樹脂製のぴかぴかしたストラップをあてがってやりました。青木楽器にある赤系のストラップは、全部買っちゃったので、新たな赤いストラップも物色中です。(^_^;)
 ギタースタンドも足りなくなって来た・・・・・

2005.09.25


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