メーカー不明のストラトです。状態はかなり悪いです。というのも、全体に黒と金の塗料による、素人塗装になっております。
金属パーツまでラッカーで金にしてあるんですよ( ｰ ｰ;)。前オーナーさんは、よっぽどゴールドパーツに焦がれていたんだねぇ。うんうん、よくわかるよその気持ち。おいらも今じゃ金ぴかギターばっかりだもんね。( ･ ･;)
でも、この塗り方じゃぁ・・・ちょっとギターがかわいそうねぇ。ボディの下の方は、塗装が溶けかかってベタベタ状態で、ホコリが粘り着いております。
欠品は、アーム、アウトプットのジャックプレート、ボリュームノブ、スイッチのノブ、５弦サドルの弦高調整用イモネジ、ストラップピン（お尻側）
ペグは珍しい？６個つながったヤツ。よほどの年代物か？またはよほどのバッタもの？
回りがちょっと渋いので、グリスかCRCで処理しましょう。
セレクタースイッチは３段式
とりあえず、アウトプットジャックにシールドを差し込み、ピックアップにドライバーを接触させてみて出音を確認した所、セレクタースイッチがセンターの位置では音が出ない様子。リア位置でセンターが、センター位置でフロントがなっているみたい。
開腹作業でございます。ピックガードの止めネジも、５個欠品。付いているネジも、まわせども抜けない（穴が広がって馬鹿になっている）のもあれば、ピックガードのネジ穴より小さくて、ピックガードがそのまま抜けてしまうのもあり。３本ネジを外しただけで、ピックガードが外れてしまいました。(^_^;) しかもサイズが合わず、ブリッジにちょこっと重なってますわよ。
ん〜、これぞジャンク！かわいがり甲斐がありそうです。
ザグリは、素人のものではなさそうなので、いじられていないようですが、裏のスプリングキャビティーまで貫通しています。なぞの丸いザグリもあります。
配線は、いたってノーマルな１V２T。
ピックアップは、鉄製と思われる板が裏についています。
リアのピックアップは、ホットの配線が外れていました。
というか、この長さじゃ最初っから配線されていなかったのか？テスターで計った所導通を確認。多分使えるでしょう。
センターのピックアップは、アーズ側が外れています。
また、トーンのコンデンサーが１個、見事に破損しています。
まぁ、とりあえず電気関係は簡単に修正できそうですが、、どんな音がするかは、弦を張ってからのお楽しみ！かな？
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