2回目、ベースとギターのダブルネック Kimaira 2 |
さて、塗装へと参ります。
前のページで書きました、キャンディカラーのゴールドですが、試し塗りをしてみると、これ単体では、ゴールドというよりは、黄色っぽい感じで、ゴールド感は少なめでした。
普通のゴールドを塗って、その上からこいつを薄めに塗ってやると、良さげな感じ。それでいきましょう!まずは、下塗りですが、たまたま黄色のラッカーが余ってましたので、とりあえずは黄色で下塗りです。
下塗りをすると、デコボコやら傷やらがよくわかるようになりますので、修正はこの段階でやります。
続いて、ゴールドの塗装になりますが、ボディーにかかる前に、まずは面積の小さいヘッド部分で試してみます。
左のベースのヘッドは、ゴールドの上からキャンディカラーのゴールドを塗った状態。右のギターのヘッドは、ゴールドのみです。
ゴールドのみでもまぁまぁいい感じなのですが、左の方がより黄金って感じで、成金感が増しますねぇ。では、ボディーも!
まずはゴールド。
そしてキャンディカラーのゴールドを薄く・・・、だったのですが、これが結構ムズカシィ・・・(~_~)。
けっこう色ムラが出てしまい、ペーパーで修正、と思っても思うようにいきませんでした。缶スプレーは、厚く塗っちゃうのはごまかせますが、薄く均一に塗るのは技術が必要ですねぇ。
さ、ヘッドの方も、仕上げちゃいましょうか。
このくらいの面積だと綺麗に塗れるんだけどなぁ・・。
ギターの方は、バインディング入りでしたので、ざっくりとマスキングをして、塗り終わってから、水研ぎペーパーでバインディング部分の白を出してやりました。
そして、いつもの転写シールで、Kimaira 2 と、新しいオンザロックスのロゴマークを入れました。
ここからクリアのウレタンの被せでしばらくかかりますので、その間を利用して、ギターの指板に一工夫・・(^_^)/
このグラスルーツの Sugizo モデルは、指板にポジションマークがないのですね。(側面のバインディングの上には、ドットがあります)
ダブルネックの下側だから、あまり指板は見えないといえば見えないのですが、やっぱりないと、ステージ上では特にポジションを見失いやすいですので、ポジションマークを入れてみましょう!上のような、キラキラした折り紙がありましたので・・・
指板の上側を長方形にほって、はめてみました・・。まぁまぁだけど、ちょっとさびしいかなぁ?それでは・・
穴あけパンチで、赤いほうの折り紙を丸く切りぬいて・・・
12フレットと24フレットは2個、5フレットと17フレットに1個の丸を入れました。なかなか視認性は良いようです。
クリアも下手くそながら塗り終わり、ペーパーで水研ぎ、コンパウンドで磨きを終えまして、パーツの取り付けへと入りましたが。
あ、そういえばよく考えずに、丸加スペシャルの感じでギターのピックアップを白にしてましたが、他のパーツはみんなブラックですねぇ。
ベースのピックアップを白く塗るって手もありますが、ブリッジも黒ですので、ここは黒に統一した方が、かっちょええよねぇ。
というわけで、新たに選び直したピックアップは・・・。
フロントは、Duncan の Vintage Rails、リアは同じく Duncan の HotRails のフロント用。
HotRials のリア用が手持ちでなかった、と言うのも事実ですが、Vintage Rails と組み合わせるのだと、フロント用をリアにもってきて、パワー的にはちょうどバランスがとれてイイ感じです。センターには、毎度の LED を仕込み、ボリュームのノブはメタルの黒、スイッチ類は黒の手持ちはなかったので、クロムです。
あー、せっかく作った裏面のプラスチックのフタ類も白でしたねぇ。これも黒で作り直しましょう。
白のプラスチックがそのまま型紙になるので、まあ、いくらか楽かな?(^_^;)
おお、なかなか精悍な感じになりましたねぇ。
配線キャビティ内は、導電塗料を塗り、フタの裏にも銀紙を貼ってシールディングもしました。
と言うわけで、完成で〜す!
変な形といえば変ですが、結構コンパクトになり、持ち運びも演奏感も初号機よりもかなり良くなりましたよ。ヘッドも予定通りクワガタみたいでなかなかいい感じになりました。
やっぱりダブルネックの下側は、リバースヘッドの6連は、正解ですね。なんだかんだと、結局手をつけてから半年弱かかちゃいましたが、次回のオンザロックスのライブでは、こいつが大活躍する予定ですので、お楽しみにね!
2016.06.13
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