グレコ次男ゴールド化&センターシングル聞き比べ

 

 お気に入りの GREC NYS-65 もなんだかんだと7本!でもやっぱり一番使うのは赤+GIGMAX のゴールド仕立ての長男 ver.2 なのでありますした。で、FRTの宿命と言いますか、ライブで使う時は、弦が切れると即演奏不能となるため、常にスペアギターを用意することとなります。そこで、もう一本の赤、次男も同じピックアップで同じようにゴールド化して万全のスペアギターに仕立ててみようと思いたったのでありました。

 では、まずゴールド化の作業(演奏とは関係ないところでありますが・・・(^_^;))

 まずはブリッジ。長男は Made in Germany の本物ですが、やっぱりお高いので、タケウチ製のライセンスものにいたしました。このタケウチ製、サスティーンブロックが37mmや32mmのモノはよくあるのですが、珍しく42mmのものがあったので、中古で手に入れました。そう、このグレコは、42mm必要なのです。

 難なく装着!スタッドも手持ちのタッピングタイプのゴールドにいたしました。

 ペグも中古で1300円ほどでゲット!

 そして、今回はナットもゴールドにしてみました。実はこのグレコのFRT、どこにもFloydRoseのライセンスの刻印がありません。まだライセンスものが出回る前にグレコ独自で作ったやつみたいでして、各部のサイズが微妙に違っていたりします。

 で、普通の裏止めタイプのロックナットだと、0フレットのところに隙間ができてずれてしまうのでした。(T_T) 2〜3種類、裏から閉めるタイプのロックナットを買ってみましたが、どれも同じように隙間が空きましたので、グレコの方が規格外という事ですねぇ。

 それで、今回は穴をちょいと広げてみました。

 結果はオーライ!

 ロッドカバーのねじもゴールドにしましたよぉ〜(^^ゞ

 そうそう、ノブも忘れては行けません。

 と、以上でゴールド化はあっさり終了!そして肝心のピックアップ、リアハムは当然 GIG MAX!

 手に入らないピックアップですので、シルバーで我慢です。(^_^;) ま、音はおんなじですから・・ね。

 そして本来ならば、フレットもジャンボフレットに打ち直せば、長男と弾き心地がそろうのですが、この次男、フレットの状態が非常に宜しく、1弦12フレットで丸加ピックが入るか入らないか・・というくらい弦高をひくくできていまして・・・、下手にいじらない方が良いかなぁ〜、と今回は手を付けない事といたしました。(^_^;)

 


 

 さあそして、お待ちかね?センターシングルの聞き比べです。

 フロントがあれば、ダンカンのホットレイルをつけて、センターはシャキシャキのシングルにするのが宜しいのですが、フロントPUの無いこのギターは、センターに何を付ければ良いのかずぅっっと迷っておりました。
 実は長男の方は、ジャクソンを付けたり他、いろいろやったのですが、昨年のフリーデイのライブの前に、ホットレイルにしておりました。GIG MAX はハムバッキングながら高音がよくのびるので、センターは逆に太くて丸い方がよいか?(フロントの代わりをさせる?)という考えに基づいての事でした。

 それでもまだ、シングルコイルで良いのは無いか?といろいろとオークションで散在をいたしましたので、その結果をご報告したいと思いまする。

 まずは、ダンカンのホットレイル SHR-1 であります。今回はネック用とブリッジ用を比べてみました。クリーンと、ひずませてもいくらかピックアップの個性が出やすい、クランチ(BOSS SE-70)で聞き比べました。

 
クリーン
クランチ
 Hot Rails との出会いは、丸加スペシャルのフロントでそのパワーとクリアさでお気に入りになったのですが、リア用とネック用ではずいぶんと違いますねぇ。それもそのはず・・・ダンカンのHPによると、直流抵抗値は、ブリッジが 16.9kΩ、ネック用が 10.8kΩ。音もその通り、ブリッジはパワーがある分高音が出なくなってますね。ネック用は弦の振動も大きいので、パワーをちょっと押さえてその分抜けを良くしている、というところでしょうか。フムフム。

 続いては、おなじツインブレードタイプのフェルナンデス製のシングルサイズハムバッキング。元はあの2本で 8,250円だったフェルナンデスのFRについていて、その後シャーベルに行き、現在はまたもとに戻っていたやつです。

 
クリーン
クランチ
 ほっほぉ〜、パワーはあるけど抜けないかな〜、という印象だったのですが、こうやって比べてみると、ホットレイルのブリッジのパワーを持ちながら、やや高音が出てるかも(^^ゞ。ブリッジ用とネック用のいいとこ取り、見たいなピックアップですねぇ。フロントに付けるなら、ホットレイルのネック用がブライトでよろしいように思いますが、センターやブリッジでは、ダンカンよりも良いかも!

 続いては、ダンカンの期待のシングル2機種です。どちらも初体験!

 
クリーン
クランチ
 噂に違わぬハイパワー。よくぞシングルでここまで・・・とは思いますが、これって既にシングルコイルの音じゃなくなってますよねぇ。これだったら素直にシングルサイズのハムを付けた方がいいでないのかな?という印象。
 急に音量が小さく感じるかもしれませんが、他がハイパワーすぎるので・・・(^_^;)。
 ハイ、良いシングルのおとですね。パワーはまぁ標準よりやや大きいか?Staggered ですので、ノイズもほとんどありません。でも、これも絶対このピックアップがいい〜!っていう印象は無いですねぇ。うぇ〜ん、高かったのになぁ(T_T)。

 ダンカンのシングルは期待はずれでしたが・・・お次ぎはJackson の2種と、いつものグレコDRYで締めましょうか。

 
クリーン
クランチ
 他のPUとセット売りで手に入れた Jackson の J-200 です。ドンシャリのきれいなシングルコイルサウンドですね。高音の伸びが印象的ですが、低音もかなり出てます。この辺がメタル向きなのか?ノイズも少ないピックアップで、背が高いのでひょっとしたらスタックタイプなのかもしれません?
 こちらは前にも検証した、シャーベルに元々ついていた Jackson のPU。パワー音質とも上のJ-200 とほぼ同じですね。こちらもスタックタイプで低ノイズ、ドンシャリサウンドです。
 そしてもう何度も登場している Greco NYS-65 純正の DRY シングル。パワー的には、DUNCAN SSL-4 よりやや落ちますが、その分シングルコイルらしい高音は残っていますね。シングルでパワーを追求しようとすると、この辺が限界・・・って事でしょうかねぇ。

 

 というわけで、センターシングル(サイズ)をあれやこれやと聞き比べてきましたが、私が出した結論は・・・・

「DUNCAN HotRails Bridge!」

 フロントの無いこのグレコでは、やっぱりセンターっぽい役割を持たせよう・・、という事にいたしました。GIG MAX と釣り合うパワーを持ち、一番太い音・・・となるとこれが今のところ一番ですね。というわけで、長男の方のネック用だったホットレイルもブリッジ用を入手して付け替えちゃいました。これで同じ音のするギターが2本できました(^○^)。

 


 

 さて、ここからはちょっとオマケ・・・

 内緒にしてましたが(ナイショにするほどでもないけど)グレコ長男のリアハムには、トーンをスイッチ付きのポッドにして、ちょいとしたし掛けをしておりました。

 以下がその回路・・・

 リアのハムバッキングをパラレルにするスイッチであります。昔言われた"バイサウンドシステム"ってのは、これのことなのかな?

 リアのハムバッキング内の2つのシングルが並列に繋がりますので、ストラトで言うところのハーフトーンをリアハムだけでやってしまう回路であります。で、音はどうかといいますと、2つのシングルは非常に近い位置の音を拾っておりますので、ストラトのハーフトーンともちょっと違うけど、ちょっとシャラーんと高音がきれいに出る、でもシングルともちょっと違う・・・ってな音であります。

 まぁ、クリーンでカッティングやアルペジオの時に使うと気持ちよかったりしますが、私は別な使い方でこいつを気に入っております。その特別な使い方とは・・・

 「トーンを目一杯しぼって使う」のであります。そうするとね。普通のハムでトーンをしぼると丸くなるんだけど、このパラレルで絞ると、何とも位相が乱れたような中音域に癖のある、そして丸くない音になるのでありました。

 では、その"ムフフ"な音をお聞きくださいませ。最初はノーマルのディストーション、その後トーンを絞った音、そしてその後、それをパラレルに切り替えて弾いております。

 

 ね、ムフフなあの音に近くなるでしょ!ワウの半止めに近い感じの音になるのです。ストラトのハーフトーンや、レスポールのMIX でもトーンをゼロにするとなんか癖のある音になりますよね。でもリアハムのパラレルが一番強烈かなあ〜?

 このムフフ系の音は、普段はエフェクターで作っちゃってるので、このスイッチを使う事はあまり無いのですが、これがついているとアンプ一発でも、わりと好みの音が出るので、長男次男には標準装備なのでした。

 そういえば、トムシュルツと並ぶギターオーケストレーションの双璧、ブライアンメイ様のギターは、シングル3つをフェイズを切り替えながらミックス出来るようになっておりますねぇ。ギターをいっぱい重ねて録音してゆくと、同じ音色でばっかり重ねると、だんだんダンゴになってゆくのですよねぇ。で、このお二方は、フレーズによって、結構音色に変化をつけていますね。RockMan のエフェクターを使えば、簡単にBOSTON サウンドになると言われていますが、BOSTON のギターの音をちゃんと聞くと、かな〜り、幅広い音色の差があるのですよねぇ。なので実はBOSTON の音はこれだ!とは、あんまりちゃんと言い切れなかったりします。

 私のギターの音、今はあまり流行の音でない、ちょっと変わった音がしてますが、無理をして変にしている訳ではないのですよ。BOSTON の影響を受けている事はその通りですが、デジタルのエフェクターをライン取りで使うようになってから、今の音に自然になってしまいました。基本は BOSS のメタル系のひずみなんですけどねぇ。なんかメタルの音にならないのでしたぁ。(^_^;)

2007.05.02

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