さてさて、上の写真のように、シャーベールにピックアップを持って行かれ、抜け殻となってしまった
ピンクのフェルナンデス。

　この子にもピックアップをあてがってやらねばなりませぬ。で、毎度おなじみYahoo!オークションで、
下のものをゲット！

　ヤマハのRGX アッセンブリー付きボデイであります。ピックアップが３個（S-S-H）、メタルの黒ノブ、
５点スイッチにサーキット一式で、2,000円でありました。(^○^)パーツ取りにちょうど良いのが見つかりましたねぇ。

　さあ、裏をあけてバラしの始まり始まり・・・・・

　中はきれい。買ったままいじってないみたいですね。

　そして・・・

　おー、トーンにはシングルへのタッピング用のスイッチが付いてます。これは使わせていただきませう。

　ギタリストなら、このくらいの道具は揃えておかないとねぇ〜・・・・ってのは、私がヲタクだから？

　リアのハムバッキングは、難なく移植できたのですが、フロントミドルのシングルが、例によって本体の穴の
サイズに収まりません。シャーベルの時と同様、削りました。

　見事収まりました。

　そしてボリュームとトーンのノブも、ヤマハのボディーから移植！あっという間に完成です。

　ネックはほぼ問題なし。フレットは所々怪しい所があるけど、そんなに気になるほどでもない。
オクターブチューニングもピッタリあわせ、いざ試奏！ん〜シャーベルに移植した前のピックアップでは、
太い音がしていましたが、移植したこのヤマハのP.U.、パワーはありませんが、何とも涼やかに高音がキラキラ
しております。これぞシングルコイルの音！タッピングでシングルにすると、リアもストラト同様ペキペキ
サウンドで、ストラトーーーー！って感じの音です。
　リアをハムバッキングに切り替えても、これまたかなりブライトな音色。

　同じS-S-H配列でリアをシングルにタッピング可能にしている、アリアプロ２（写真左）のギターも
所有しているのですが、このアリアプロ２は、ボディがやたら重く、そのせいかとても良く鳴るヤツなのですが、
こちらは、シングルにしても、深みのあるどっしりとした音なのですが、ピンクのフェルナンデスは、キラリン
さわやかサウンドで、かなり個性の違うギターに仕上がり、所有する甲斐アリ！って感じになりましたねぇ。(^○^)

　気になる所は、ゴールドパンダのナット部分と、トレモロのファインチューニングですなぁ。

　上写真のように、ファインチューニングがフェルナンデス独自のもので、後ろに突き出したネジをまわす仕様に
なっておりまして、通常のファインチューニングに慣れてると、ちょっと扱いにくいのですよねぇ。

　最後の欠品だったアームは、愛用のグレコのギターから拝借しました。