ペグを買ったらついてきた?マグナシリーズ

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 さてさて、穴埋めですね。エスカッションを取り付けちゃえば見えなくなる位置なので、無理して埋める必要もないのですが、まぁ、穴埋め&塗装補修の練習もかねて、チェレンジしてみました。

 新しくあける穴は、現在の穴とはカブらない位置なので、特に強度は必要ないので、とりあえず木工ボンドを流して埋めてみました。

 そして埋めた上から、塗装をする訳ですが、他の場所にある傷を見てみると、シルバーを塗った上から赤を薄く塗って、メタリックなレッドにしているようであります。

 で、とりあえず、シルバーを塗りました。

 そして上から、赤のラッカーを塗りました。

 さらにその上にクリアを塗りました。

 で、コンパウンドで磨いて仕上げな訳ですが、せっかく塗ったシルバーの意味が無いような仕上がりになってしまいました。赤とシルバーをあらかじめ混ぜておいて、塗ればよかったかなぁ〜?

 では、新しくあけるエスカッションの取り付けネジの位置決めです。

 1弦と5弦だけ張ってみて、位置を決めました。

 ハンドドリルで穴あけです。

 ちなみに新しいネジの穴の位置は、上の通り。けっこうずれていますねぇ。

 コレでいよいよリアのピックアップの取り付けでありますが、・・・

 リアのハムバッキングは、4芯出ておりまして、シングルにタッピングできる様になっています。赤、白、黒、青、と4つのリード線がある訳ですが、どれがどうかって、意外と難しいのですよねぇ。テスターで計ってみると、赤と黒でシングル一つ、青と白で一つ、の用であるのですが、ホットとコールドが、どっちなのかはわかりません。色で判断すると、赤はホットだと思うのですが、青と白がどっちかは、配線してみないとわかりません。
 (正解は、白がホットで青がコールドでありました)

 スイッチの取り付け穴はあいておりますので、手持ちのスイッチを付けました。。

 さあ、いざ配線!とハンダ付けを始めたのですが・・・・

 あっちゃ〜!スイッチが高くてはみ出ております。ん〜、こんなところも薄いぞ!マグナ君。

 手持ちの別なスイッチに変更。ところがこのスイッチ、なんか接触不良であります。(T_T)

 カバードタイプですが、バラしてみました。(^_^;)

 ほー、プリント基板になっているのだね。とりあえず、CRC等でお掃除。でもまだ接触があまり良くありません。手持ちで背が低いのってコレしかないからなぁ〜・・・。この手のスイッチ、実は回路は2つ分ありまして、

 上の様に、2つの回路を両方使う用に配線しまして、信頼性を高めようかと・・・、結果はなかなか!接触不良は起きなくなりましたよ。

 配線は無事終了。

 アウトプットジャックのプレートも欠品でしたが・・・

 コイツは、青木楽器さんで買った新品をあてがいました。

 さてさて、改めてこのギターをいろいろ見てみましたところ、ヘッド裏にシリアルナンバーがありました。

 98年製かな?

 ボリュームのノブは、手持ちのゴールドを装着。

 そしてアームなんですが、このブリッジ、シンクロタイプのくせに、径が6mmで、フロイドローズタイプの太いアームを取り付ける様になっております。手持ちではクロムしか無いので、クロムで我慢いたしましょう。

さあ完成間近です。裏のふたは、アッセンブリーの分は付属のものがありましたが、スプリングボックスの裏は欠品なので、グレコ弟から取り外した、ストラト用のものを付けようかと思いましたが・・・・。

 なんと、ここでもネジ穴の位置が合いません。ん〜、最後まで手のかかる子だねぇ。(^_^;)
 これは、自作するか?それともネジを開け直すか?・・・・と悩みつつ、結局後回しにして、試奏に走ってしまいました。(^_^;)


 試奏の感想!

 とにかく持ってみるとすご〜く軽いです。そして薄いです。腰には良さそうですねぇ。(^_^;)この軽さは、女の子にも良いかも!。で、音なのですが、薄くて軽いボディーとは裏腹に、太いです。おそらくコレはピックアップのせいかな?このピックアップ、Oさんにもらわれていった、うちの元金ピカ3兄弟だった、アリアのJX-550のものと同じと思われますが、そのJX-550も、S-S-H配列なのに、シングルコイルが、シングルじゃないような、太〜い音がしていたのですよねぇ。演奏中にリアハムからフロント、センターに切り替えても、違和感が無いんですよねぇ。ノイズは増えるし、高音も出てるので、普通のシングルコイルだと思われますが、何とも太いヤツです。

 それと、フロイドローズの付いていないギターを弾くのは久しぶりなのですが、あ〜やっぱりフロイドローズより鳴りが良くて、サスティーンが長いですねぇ。なかなか良いギターなのではないかな?ただ、フロイドローズに慣れた体の私には、普通のシンクロのアームは、使う気になれませんねぇ。チューニングは狂うし、ダウン専用にしてもダウン幅が狭いし。アームは使わずに弾いてやるのが、正しい使い方のようですね。

 弦を張ってみると、ネックはやや順ぞり気味。トラスロッドをほんのちょとだけ締めましたが、長い事弦が張られずにあったギターですので、しばらく様子を見て弾き込んでやってから、弦高も含め再調整したいと思っております。フッレットは所々、チョーキングでちょいと引っかかり気味のところがありますが、これも弾き込んでやると変ってくるので、しばらくは様子見です。

 というわけで、一応仕上がったアリアのマグナ。塗装もきれいだし、音も太いし。あとは上手く調整できれば、けっこういいかもしれません。ただアームが普通のシンクロなので、私にはあまり使い出はないかなぁ〜?このピックアップは、とってもいい感じだし、ゴールドパーツだし・・・・、ん〜、バラして再びパーツ取りにまわるってな可能性も無い訳ではありませんが、「とりあえず完成!」という事で、作業を終了いたします。

 コイツはあまりお金をかけずに完成までこぎ着けましたので、ご希望の方がいらっしゃいましたら、格安にてお譲りしますよ〜ん。(^○^)

 ※おかげさまでこの子の里親が現れてくださって、無事手元を離れました。ありがとうございました。

2005.10.14


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