NYAMAHA BB のリフィニッシュを頼まれる

 

  ヤマハの名器、古いBBのリフィニッシュを頼まれました。

 バラす前の写真を撮り忘れていたのですが・・・(^_^;)

 こんな色のやつです。ブリッジはもっと高級なのがついていましたので、これよりももっとグレードの高いやつかと思われます。
 目指すのは、丸加スペシャル6号機のロードスター2と同じ感じの、オイルフィニッシュです。

 まずは塗装剥ぎですね。


 作業はネックから始めました。

 指板部分はマスキングをして・・・

 いつもの木彫オイルを塗り込み塗り込み、オイルで水研ぎ。


 トラ杢も出てきまして、いい感じになってきました。ヘッドにはなんだか色々ネジ穴が開いておりましたので、不要な穴は、爪楊枝とエポキシ接着剤で埋めました。

 続いボディーですね。

 

 このボディーは、なかなか下地の処理がしっかりしているのか、完全手作業のペーパーがけはかなり時間がかかりました。オイルフィニッシュですので、下地剤が残らないように、完全に一皮剥いて、木肌を出してやります。カッタウェイの内側は、いつもながら根気がいります。

 裏のキャビティーの縁などは、精密ヤスリの出番ですねぇ。中は導電塗料が塗ってあるようなので、そのままにします。

 また、持ち主の方が、プラスチックの板を取り付けて指置きを作ったり、ストラップ位置を空け直したり・・・

 そのほかにも色々とネジ穴が開いているので、不要なところは全て埋め直しました。

 そしていよいよ塗装です。

写真だと1枚ですが・・(^_^;)。刷り込み刷り込み、磨き磨き・・。塗料は、丸加スペシャル6号機と同じ、ワシンの"けやき"を使いました。

そして・・


 いつものインクジェットの転写シールを使って、持ち主さんのご要望のヘッドロゴを貼り付け、上からクリアをかぶせて、水研ぎ、磨き。

いよいよパーツの取り付けです。

 これは、リアについているバータイプのピックアップなのですが、どう見ても、あのヤマハの SC のピックアップですよねぇ?SC のピックアップはもう手放してしまったので、詳しい検証ができないのですが、あまりにもそっくりな見た目。BBと兼用で作られたのか?BBを一番特徴付ける部分の一つがこのピックアップですよね。

 フロントピックアップは、プレベタイプですね。持ち主の方からピックアップの高さが足りない、と相談されてましたので、中にスポンジを挟みました。

エスカッションやブリッジなどは、ブラス製で高級感がありますねぇ。ブラスは、磨けば光りますので、磨きがいがあります。

 ↑ Before、

 ↓ After

ペグは、GOTOH の高ーいヤツがついていますが、こちらは金メッキのようですので、あまり磨いてはいけませんね。軽く汚れを落とす程度です。

 さて、持ち主の方は、フロントピックアップが沈み込んでいたこともあって、下のようにプラスチックの位置を取り付けて、指置きをつけておりました。

 せっかくオイルフィニッシュで高級感がでたのに、これはあんまりだろうなぁ・・、ということで指置きを作りことにしました。

 部屋にある、ネックの木っ端(メイプル)から切り出して、整形、穴あけ。ボディーと同じオイルフィニッシュ剤を塗り重ね塗り重ね・・

 こんな感じのを作りました。取り付けは、持ち主さんの好みで好きなところにつけてもらいます。

 で〜〜、完成でーす!!

 もともと高級感のあるモデルでしたが、ゴールドパーツもピカピカになり、これまた高級感あふれるベースになったのではないでしょうか。

 2026.01.08


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