iMac 仕事場に導入


 6年ぶりに仕事場のMacが新しくなりました。とは言ってもけっして最新版ではなく、2011年モデルのしかも一番下の、21inch core i5 の iMac なのでありました。6月の WWDC でMac Pro か iMac の新しいのが出たら買いたいなぁ〜!と思っていたのですが、デスクトップの新製品の発表はなく、Mac Pro は来年までモデルチェンジがなさそう・・、とのニュース。iMac は向こうの新学期シーズンにあわせて、Ivy Bridge 版が出そうな気もするが、Mobile me も6月で終了する事だし、Lion が動くMacが欲しいなぁ〜、と思っておりました。

 何しろ、仕事場のMacは2006年に買った PowerPC G5 の Quad!もう Power PC では最新ソフトは動かず、Logic も Ver.8 で止まってましたからねぇ。6年も最新機種からはなれていると、そろそろまずいだろう・・・、ってな気になって来ていたのでした。

 

 で、新たに買ったのは・・・・ 

 整備済み品で、10万円を切る値段で買えた、iMac core i5 21"。整備済み品だからなのか?届いた箱は真っ白でした。

 という訳で、新しい機種でもないし、ハイエンドでもないんで、単なる私的な記録記事でございます。(^_^;)。

 


 久しぶりの新しいMacですので、仕事場に設置する前に、いろいろとテストやら仕込みやらをいたしました。

整備済み品なので、キーボードは選べす、JIS規格の日本語キーボードなのね。BlueTooth は便利なんだけど、テンキーがないのはやはり使いづらいし、英数やカナキーが邪魔。まぁ、仕込みの間はコイツを使いますが、設置したら、今までの USB キーボードですなぁ。

 まずは起動して、初期設定を入力。あとは、G5 の Time Machine のハードディスクから、データーを転送です。

 スムーズにいったようで、無事いつものデスクトップが現れました。

 Lion のバージョンは、10.7.4。この「このMacについて」の「詳しい情報」をクリックすると、システムプロファイラではなくて、

 とりあえず上のような概要の画面が出て来てくれます。ディスプレイ、ストレージの使用状況、メモリー容量などが確認出来ます。

 

 さあ、んではまず、と Mail を起動。あら?アカウントは設定されてるけど、メールボックスが空っぽ!。

 Mail のデーターはユーザーホーム内のライブラリフォルダにありますので、そこを確認しようと思ったらば、ライブラリフォルダがありません!?え”〜?Finder の「フォルダへ移動」でパスを入れてやると、出てきました。ほぉ〜、Lion では、ライブラリフォルダは不可視になったのね。でもこのユーザー内のライブラリフォルダって、Applecation support とかPreferences、Apple Loop の入っている soud とか、けっこう自分で管理したいファイルがいっぱいあるんですよねぇ。

 なので、このライブラリフォルダは、エイリアスを作り、さらにサイドバーにも登録いたしました。

 サイドバーも色が無くなってちょっと寂しい表示になりましたねぇ。

 さて、Mail。あらためてファイル共有した G5 のライブラリフォルダからメールのデータを丸ごとコピーして来てから、改めて Mail を起動すると、コンバート作業が始まり、見事いつものメールボックスがそのまま再現出来ました。メデタシメデタシ。


 次にやったのは、緊急用の外部ストレージの作成です。初代 Intel iMac でもハードディスクがダメになってバラしを何回か経験してますので、iMac で一番不安なのは、内蔵ディスクですねぇ。

 この Lion がプリインストールされた iMac には、インストールディスクの類いは一切ついてきません。アップルのホームページから"復旧ディスクアシスタント"をダウンロードして、作ります。

 2G の SD カードが手持ちで余ってたので、コイツで作ろうかなぁ、と作業を始めたら、USB メモリーじゃないとダメでした。OS が起動してない状態で認識される外部ポートが USB だけなんでしょうね。SD スロット用のドライバは、OS の中なのでしょう。改めて 1G の USB メモリーを使うと、すんなり終了。

 このUSB メモリーは、Finder では見えませんが、ディスクユーティリティーでは見えます。パーティションマップは「マスターブートレコード」になってますねぇ。

 option キーを押しながら起動すると・・・

 内蔵のハードディスクにもリカバリー領域のパーティションがありますので、上の様に3つのドライブが見えます。

 これで、非常時には何かしら外付けのドライブに OS をインストール出来るはずです。

 


 次は、家内のネットワークでファイルのやり取りを検証。すると、OS 9 マシンと接続が出来ない!

 

 OS 9 側からでも Lion 側からでも同様のメッセージがでて、接続出来ないですねぇ。ネットで情報をあさって見ると、Snow Leopard から OS 9 との Apple Talk は互換性が無くなったようです。そうだったか?と、初代 Intel iMac で検証してみると、確かに出来ないですねぇ。

 仕事では、OS 9 の PM7500 はファクスマシン&伝票発行マシンにしているので、ちょっと困りましたが・・・・。

 「WEB 共有」がありましたねぇ。まあ小さなファイルしかやり取りしないので、ブラウザ経由でダウンロードってな方法で、とりあえずいけそうです。Dock にショートカットを登録しておけば、ワンクリックでファイルリストが開きます。

 

 その他に、OS 9 の PM7500 には、USB ポートも増設しているので、

 USB メモリーを接続。OS 9 で作業したいファイルはすべてこの中に入れておき、ここからファイルを開いて作業するってな方法も用意いたしました。

 


 さて、それではアプリ関係の確認ですねぇ。

 

 真っ先にインストールしたのは、やはり仕事のメイン、Logic 9 ですねぇ。

 

 ところが・・・

 え〜、だいぶ前に買ってたやつだけど、インストール出来るマシンがなくてはじめてインストールしたんだけど、なんでぇ?と悩んでいたら・・・

 あ〜、Lion 用の微妙なアップデートがあったようです。このアップデートをかけたら、無事起動いたしました。(^。^)。

 

 次に心配だったのが Fusion での Windows XP の起動。これは、PowerPC の G5 では当然動きませんので、初代 Intel iMac で動かしていました。R-CM の納品ファイルを作るのに、Win 用のソフトがどうしても必要なので、今まではフロアを行ったり来たりしていました。

 で、仮想マシンのファイルをコピーして来て、Fusion をインストール。マシンを変えてもすんなり行くんだろうか?と心配してましたが・・・ 

 は〜い、すんなりいきました。これで仕事の効率は上がりますねぇ。

 

 他にも FinalCut や、After Effects など、G5 にはインストール出来なかったアプリをインストールして、やっと使えるようになりました。

 

 さて、いままで便利に使っていたソフトウェアでも、Lion では PowerPC アプリは完全に使えなくなりますので、いろいろと困った環境も出てきました。

Acrobat 6.0 Professional

 あ〜、確かに古いけど、これも Universal Binary にはなっていなかったかぁ・・・(~_~;)。

 新しくアクロバット買うか?そういえば、前にお試し版をダウンロードした事があった、PDF pen っていうソフトがあったよなぁ〜、と試したりしておりました。

 用途は、仕事用のファイルに、電話で打ち合わせをしながら、注釈やら書き込みやらをするのが、主たる目的。で、OS X 付属のプレビューで PDF ファイルを開いていたら、注釈ツールがかなり充実しているのに気づきました。普通にテキストを追加するのはもちろん、吹き出し状の注釈や、矢印、図形なども追加出来ますねぇ。いままで Acrobat で付けて来た注釈も、そのまま表示出来るようです。ハイ、これで PDF 関係の処理は大丈夫そうです。さよ〜なら〜、Acrobat!

 

Apple Works

 使えなくなるのはわかっていましたが、うちの文書作成やらデーターベースやらなんやらは、ほぼこれ一つでやってきましたからねぇ。クラリスワークス ver.1 から使っているので、もう体に染み付いています。

 でも、一応 iWork もちょこちょこ使って入るので、文書作成は Page でいけます。ただちょっとしたデータベース関係。DAT のタイトルリストや、BGM 仕様履歴とか、仕事に欠かせない便利なデーターベースをなんとかしなきゃないですねぇ。一応 iWork の Numbers にデーターを変換して取り込む事はできたんですが、表計算だとやっぱり使い勝手が良くない・・・・。やっぱりでデーターベスソフトを導入しなきやないかなぁ?とすると、ファイルメーカーかなぁ?

 実は一時期、OS X が登場した頃か?いつまでもクラリスワークスでもないだろうと、経理関係を FileMaker で作り直そうとトライした事がありまして、ver.5&6 は持っておりました。試しに G5 上で File Maker にデーターを移して試してみた所、やはり元同じ会社(クラリス社ね)だけあって、使いやすい!しょうがないから買おうかなぁ、とファイルメーカーのホームページを見ていましたら、Bento が目につきました!「Apple Works のデーターも最大限に活用!」な〜んて、わざわざ書いてあります。やっぱり私のような人が多いのかしら?2,600円という安さですので、さっそく AppStore でダウンロード購入、使ってみました。

 関数やマクロは全くないし、抽出データーに合わせて複数のレイアウトを切り替えてってな事はできないんだけど、使っていくうちにちょっとわかってきました。スマートコレクションを前もって複数用意しておけば、そこそこいけるようです。前述のシンプルなデーターベースならこれで十分そうです。やったね。

 ただ、いずれは伝票関係も OS X で動くようにしなきゃないですからねぇ。そうなるとセルの中身によって条件判断して抽出、ソート、レイアウトきりかえ、手な所までマクロでやりたいですから、いずれは FileMaker を買う事になるでしょう・・・・・・。勉強しなくっちゃぁ!(^_^;)。

 

Autocat

 なんか OS やマシンが大きく変わる時に、いつも使えなくて乗り換えるのがこれ系のソフトですが、外部ディスクのカタログをとってくれるソフトです。

 OS X 移行時よりお世話になっている愛用のシェアウェアソフトですが、コイツが動かない。久々に作者のページへ行ってみると"AutoCat is not compatible with Mac OS X 10.7 Lion." としっかり書いてありました。一応うちのは最新版ですが、それでも2004年からアップデートされていないようなので、何か別なソフトを探さなきゃ無いですねぇ。

 うちで今までカタログをとったディスクの数はなんと472枚。これのおかげで何年前の仕事でも、さっと探して来てすぐ作業出来るのですよねぇ。

 ・・・・と、枚数を確認して、はたと考える。カタログをとっているのはほとんどが CD-R。1枚700MB として、500枚でも 350GB?、いや、数年前なら大きすぎるデーター量ですが、今や HD はテラバイトの時代。この程度の容量なら安い USB ハードディスクを一つ用意しとけば、全部オンラインで参照出来るじゃない!?そっかぁ、恐ろしい時代なのねぇ。

 と言う訳で、今までとったカタログは、まぁそのままで良いけど、今後はカタログをとらずに、実データーのコピーをオンラインにためていく事にしましょう!、という結論に至りました。

 

Adobe Illustlator

 これはねぇ、CS 1 からバージョンアップしてないので、当然動きませんが、たまにドロー系で制作したいものがある事はあるんだけど、まぁ、その時は古いマシンで動かして、PDF なりに変換して持ってくる、ってのが実用的ですね。アドビのソフトは今の時代には高すぎます。印刷系の仕事を生業としている人は仕方ないですけどねぇ。(~_~;)。

 

Neo Office

 iWork を買ってからはすっかり使わなくなったソフトなんですが、これにはドロー系のツールもあるので、アップルワークスのドロー環境のデーターを読めるか?と思って、試しにインストールしてみようかと、初代 Intel iMac でダウンロードしてたイメージファイルのインストーラーを開いたら・・・・

 ん?ホームページを確認した所、Lion では最新版しかインストール出来ない、そして最新版は有料になりましたとの事。いやちゃんと使うソフトでしたら、お金を払うのは全然厭わないですが(Auto Cat や Fetch なども有料で使っておりますのでね。)ちょっとびっくり。なんかアップルからの締め付けがあったみたいな事がホームページにありましたねぇ。

 で、試しに アップルワークスのデーターが移せるかどうか試してみたんですが、ビットマップに変換された状態でしか、移せんませんでしたねぇ。なので、とりあえず Neo Office はさようなら〜!ですね。

 

 

iPhoto

 iPhoto がムービーの取り込みまで出来るようになっていましたねぇ。GH-1 のムービーは今までは iMovie で取り込んでいましたが、Apple Intermediate Codec へ変換して取り込まれるため、かなり時間がかかっていましたが、iPhoto は AVCHD のままでムービーファイルになっているので、ファイルサイズも小さく、取り込みのバックアップとしては最適ですねぇ。

 

 と、いろいろとアプリを立ち上げてテストしていると、なんだかマシンがちょっと重くなって来ました。ん〜?と思い、アクティビティモニターで見てみると・・・

 おっと空きメモリーが 284MB !、そっかぁ、標準で 4G 入っていて、ちょっと前なら 4G もあれば十分だと思っていましたが、やはり標準搭載のメモリーでは足りないってな常識は変わっていなかったんですねぇ。

 というわけで・・・

 4G を2枚で、4,560円!あら〜いつの間にこんなに安くなっていたのでしょう。ちゃんと I-O DATA のメーカー品なんだけどねぇ。良い時代になりました。

 合計で 12GB !

 いろいろとアプリを立ち上げても、今度は余裕!、パフォーマンスもおちなくなりました。(^o^)/

 

 


 

 さ〜て、週末休みを利用して、いよいよ仕事場に設置です!

 

 まずは仕事場の机のお掃除。何年ぶりかねぇ〜?(^_^;)。この机、こんなに広かったけ?

 

 設置に際して用意したものが、2点。

Apple 製 ThunderBolt (miniDisplau port) から VGA への変換ケーブルです。

 ナレーションブースへセカンドモニターを引っ張るのに、ダウンスキャンコンバーターを使っていますので、それへの入力用ですね。

 

FireWire 800 から400へ(9ピンから6ピン)の変換機。アマゾンで安いのを買いました。

 M-Audio のオーディオインターフェイスは 400 なんだけど、この iMac についているのは、800の口だけなので、必要ですね。

 

 上2点は、問題なく設置完了!

 

 よしよし、と今度は、アップル製の USB モデム(FAX用ね)をつないで見ると・・・。

 え〜!まさかの純正なのにアウト!アナログモデムなんて言う枯れた機器に、そんな仕様の違いもないだろうし、環境設定のパネルには、ちゃんと FAX の項目があるのに・・・・(;_;)。

 

 アップルのディスカッションボードで情報を探ってみると、同様のスレッドがありまして、そこでこのモデムならオッケーってヤツを、さっそくアマゾンにて購入。

 左がアップル製、右が新しいの。

 で、何事もなかったかのように、ファクスプリンタとして動作いたしました。

 アップルが、64bit 用のドライバを書けば解決しそうな用にも思える問題ですが、もうこのアップル製のモデムもアップルストアで売ってないので、サポートを外れたって事なんでしょうねぇ。(~_~メ)。

 

 そして、無事お仕事環境構築完了です!

 設置してから気がつきましたが、21インチにしていて良かったぁ〜!27インチだったら、上の写真でお分かりの通り、スピーカーが完全に遮られていましたよねぇ。このあと、スピーカー位置はもう少し上げましたが、この NS-10 の音を聞くのが、仕事の主な作業ですので、うちにとっては大事な事です。という事は、ここにはこれ以上大きいモニターは将来的にも置けないって事ですなぁ。

 

 最後に、Time Machine に使っていた外付け USB ハードディスクの中身を入れ替えました。

 今までのは、一応バックアップとしてしばらく保管。新しく 2TB のディスクを買って来て、入れ替えて新しい TimeMachine 用ディスクといたしました。

 


 

 とまぁ、これで仕事はオッケーなのですが、久々の新しいマシンなので、試してみたい事も少々(^_^;)。

 

 ふるいやつで、、パラレル ATA用なのですが、上の外付けハードディスクケース。

 Firewire 800 の端子が2つ付いているんですねぇ。こいつをオーディオインターフェイスとの間にデイジーチェーンして見たらどうだろう?内蔵 HD 500 GB はちょっと足りないしねぇ、と実験してみました。

 結果は・・・・、NG〜!このディスクにアクセスするたびにオーディオにノイズがのったり、音が途切れたりと、使い物になりませんでした。オーディオインターフェイスが 400 仕様だし、HD ケースは IDE にシリアル ATA の変換もかましてますからねぇ。最新の 800 仕様の機器同士ならいけるのか?いや、LOGIC はとにかく出音のタイミングがシビアで絶対ずれない厳しいソフトですから、その辺もあるのかもしれませんねぇ。

 

 

 次の実験は・・・。

 私は、OS の大きな変革時には、ハードディスクごと交換して新規インストールしてましたので、 G5 の Tiger 時代の起動ディスクがとってあります。(^_^;)

 んで、あらためて G5 に戻してやりました。画面共有って Leopard からだったか?Tiger からだったか?記憶が曖昧だったのですが、久々に Tiger で起動させてみると、画面共有って項目はなかったんですが、リモートデスクトップクライアントという項目があり、これをオンにして、iMac から画面共有で IP アドレスを打って、接続してみたところ・・・・

 ほぉ〜、見事つながりましたねぇ。G5 はモニターなしのヘッドレス起動です!

 Lion の iMac のウインドウで Tiger が立ち上がり、さらにその中で Classic が立ち上がって、OS 9 が起動してるの図!。

 まぁ、あんまり使い道はないでしょうけど、緊急時にはなにか役に立つかも?

 

 Back Up

 そういえば、このアプリも移行アシスタントを使ったせいか?ちゃんとアプリケーションフォルダ内に残っています。これって、iDisk にバックアップをとるためのアプリだよなぁ〜、と思っていましたが、iDisk 専用ではなく、いろいろなメディアに使えるようです(今頃気づいた)。

 なので、SD カードに重要書類のいくつかをバックアップするようにセットアップし、週一でバックアップするようにスケジュールも組んでみました。

 おー、ちゃんと指定時刻に立ち上がって、メディアを入れろと要求してくれますねぇ。ファイルの日付を見て差分バックアップをしてくれます。

 Time Machine があるのでバックアップは大丈夫と言えば大丈夫ですが、仕事上の大事なものは、2重3重にバックアップをとるにこした事はないですので、活用させていただきましょう!

 

 


 

 そんなこんなで、新しい iMac で快調に仕事をこなせるようになりました。そして・・・・

 さようなら〜!Mobile Me〜!

 


 

 Lion を使ってみての感想など・・・。

 

マウスのスクロールとスワイプ。

 Lion になってデフォルトのマウスのスクロールが、iOS の用にウインドウの中身の方を動かすようになりました。これはこれで慣れてしまえば良いのですが、うちにはプライベートで Lion に出来ない初代 Intel iMac があります。こちらは逆向きには出来ず今まで通りなのね。使ってるマウスは同じMagic Mouse なんで、手の感触はまったく同じなのに挙動が逆だと、マシンが変わるたびに混乱が生じます。結局 Lion の方を今まで通りの方向に直しました。

 同じく、2本指でのスワイプなんですが、Lion だとデスクトップの移動、Snow Leopar だとブラウザの 進/戻る なのね。Lion のブラウザの操作は、1本指のスワイプになっています。

 これがねぇ、マシンが変わるたびに「あ、こっちは1本だった」とか毎日間違っています。 Snow Leopard 用に Lion と同じ挙動をしてくれるアップデートが出るとよいんですけどねぇ。Magic Mouseというハードは同じ訳だから、ドライバを書き直せばできるんじゃないか?と思うんですが、もう Lion の次、Mountain Lion が出そうですので、Snow Leopard はほったらかしかなぁ〜?

 

フルスクリーンモード

 アップル純正ソフトや Bento などもフルスクリーンモードに対応していて、最初は「あ〜、アプリごとに画面が変わるってのも悪くないかな?』と思って使い始めたのですが、メニューバーの右側が見えないってこんなに不便だったのか!と、気づかされました。

 主に困るのは、文字入力。私は長年の習慣で、JIS ではなくて英語キーボードを使っているので、今カナモードなのか?英数なのか?が、文字を打ってみるまでわからないんですねぇ。ブラウザだって、文字入力はしますからねぇ。まぁ、英語圏の人にとっては必要のない情報なんでしょうが、2バイト文字文化圏では、メニューバーの右上を結構な頻度で見ているんですね。

 文字以外にも、時間ってのもけっこう見るんですねぇ。仕事中だと特に今何時?と気になった時、フルスクリーンだとマウスを上に持って行ってメニューバーをださないとわからない、ってのはけっこう不便だという事に気づかせれましたね。

 結局フルスクリーンモードで使えるアプリって、iTunes くらいしかないなぁ〜、という結果に至りました。

 でも、使用状況に応じて、直前に使っていたデスクトップに2本指スワイプでさっとインテリジェントに移動出来るという機能は、さすがアップル!って感じで便利なので、フルスクリーンでは使わずに、デスクトップをいっぱい作っておいて、アプリごとにデスクトップを固定で割り当てるようにいたしました。これだとドックも常に表示されているので、飛び越して遠いデスクトップに移るのもクリック1発で行けますね。

 


 とまぁ、6年ぶりの新しいマシンでしたが、特に問題なく、最新環境で仕事が進められるようになりました。

 とりあえずツナギのマシンとしての iMac core i5 でしたが、スピードその他は、やはり G5 を大きく上回ってますねぇ。内蔵ハードディスクに余裕がないので、ビデオ編集はまだしておりませんが、これなら、HD も扱う気になれますね。

 さあ、次は、Thunder Blot のバカッ速いストレージがほしいですなぁ〜!。

2012.07.10 


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