Charvel vs greco

　わたくし、ギターいじりは好きなものの、メーカーの名前とか、パーツの呼び名とか、実はあんまり知らないんですよぉ。ピックアップだと、ダンカンとかディマジオぐらいしか、名前がぱっと出てきません。で、毎度のオークションをつらつらと眺めておりますと、な～んか気を惹かれるピックアップを見つけてしまったんですねぇ。「Gig Max」。新品で5,600円。そんなに高いものでもないですねぇ。詳しくは、以下のサイトをご覧くださいませ。

http://www.ny.airnet.ne.jp/sound-g/seminar/chapter4.html
　上のページの「２KHzが強調され・・」って所に惹かれちゃったんですよねぇ。だいたい私、いつも2kHz付近をイコライザーでブーストしております。

　今まで付いていたのは、例のピンクのフェルナンデスから移植したヤツで、これはコレで、フロントのシングル風ハムともバランスがとれてて、特に不満はなかったのですが、確かにこのGig Maxは、パワーは増大、でも高音も抜けるし低音も太いです。すごくパワフルぅ～！と思っていたフロントが「アレ、ちょっとパワー足りない？」と思うほど強力でありまする。（写真では白に見えますが、実際は銀色です）

　さて、私、なんでこんなにシャーベルにあれやこれやと手を加えているかと申しますと・・・（ここからが本題？）

　いろいろとギターを買ってみても、やっぱり例のグレコが、一番いいんですよねぇ。ハムバッキングのくせにノイズは多いし、ネックもそり気味だし、もうだいぶお年寄りなんだけど、何がいいかと言うと・・「鳴く」というか「啼く」というか「哭く」というか・・・・。こちらの感情が音に出てくれるんですよ。弾いていて「ここのチョーキングはぐっと来てね～」と思って弾くと、本当にそういう音になるんですよぉ、コレが、不思議ですねぇ。

　これはなぜなのか？ブリッジやペグを総とっかえしても、弦高をいじろうが何しようが、これが変わらないんですよねぇ

ピックアップ？（確かに滅多に見ないグレコオリジナルの DRY-V のカバータイプ）、小振りなボディーのせい？フレットの具合？単に弾き込んで体にあって来たから？・・・

　シャーベルの方が絶対高級だし、ネックやフレットも弾きやすいし、一般的な観点から見れば、明らかにシャーベルの方が良いギターなのですが、何故かは知らねど、グレコが、私にとっては、一番良いギターなのであります。

　そんな訳で、本当はこのグレコの程度の良いヤツがもう一本欲しい！って動機でオークションチェックをしているのですが、なかなか見つからない。で、目についた良さそうなギターをついつい買ってしまう。という結果になっている訳であります。

　でも、このシャーベル、あと少しでグレコに追いつけそうな気配が感じられるんですよ。色やカタチだけでなくてね。素材としては申し分無く良いギターですので、手を加えてやれば、グレコの後を継ぐギターになるかもしれない。そんな気持ちであれやコレやといじってしまうんですねぇ。（一枚目の写真をよ～く見てもらうとわかるのですが、実はブリッジのロックインサートをチタン製に変えてみたりもしちゃってます。（でへっ）、まだまだ改造はつづきそうですねぇ。(^_^;)

　ちなみに、Googleで「NYS-65」と検索すると、ギターで一番最初に出てくる日本語のページは、
私のページだったりしますねぇ。(^_^;)

　おーーい！どっかに NYS-65 仲間はいませんかぁ～～！

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