さあ、いよいよ完成間近。トレモロ裏のカバーですが、オークションでストラト用の新品をゲットしました。

 300円+90円(送料)+128円(振込手数料)=418円 也!

ご覧のようにビニールの付いたまっさらの新品です。

取り付け用の木ネジはホームセンターで140円で購入!

これで、欠品はすべてそろい、当初の計画通りに、仕上がりました!やったね。


 さて、では弦を張って調整へと参りましょう。最初の所見ではフレットは問題なし、と思っておりましたが、低フレット側弦の位置にフレットの減りが見られました。また、これは弦高によるのですが、1弦のハイフレット側、チョーキング時にちょっと音が詰まる状態になります。

 私って、弦高が高くても全然気にならない人のようでして・・・・この間青木楽器にシャーベルを持ち込んだ時も「加藤さん、これ弾きにくくないですか?弦高たかいですよー」などといわれてしまいました。でもペンタトニックスのK君に私のギターを弾いてもらって「弦高たかい?」と尋ねてみたら、彼も全然気にならないそうです。これは世代の差なのでせうか?最近の若い人は、けっこう弦高低くして弾いているのかしらん?

 話を元に戻しまして・・・・とりあえず、弦がビビったり、つまったりしないぎりぎりの所まで弦高は下げました(私にしては低い方です)。次にオクターブチューニング、1〜5弦までは問題なくきっちり合いましたが、6弦は目一杯下げても、あと一息!って所でした。サドルの所に入っているスプリングを抜いちゃえば、もうちょっと下げられるので、多分あわせられると思いますが、張る弦のゲージよっても変わるかもしれないので、とりあえずそこまで。

 

 さてさて、試奏でございます。特に気になる所もなく、けっこう弾きやすいと思います。アームはバナナヘッドのため、ナット部分の摩擦が大きいのでチューニングの狂いはさけられません。アームは使わない方がいいかな?音はとてもクリア、特にフロントが明るく且つ丸く、実にいい音がします。S-S-Hのピックアップ配列って、どうしてもハムバッキングの方が出力がでかいので、フロントやミドルが貧相に感じられるのですが、こいつに付いているシングルのピックアップは、けっこう出力が大きく、ピックアップを切り替えても、パワーの差をあまり感じないですねぇ。ピンクの方のもう一本はシングル風ハムバッキングでしたが、こちらは正真正銘のシングルであります。フェルナンデスのフロントに付いているピックアップは、侮れませんねぇ〜。
 歪ませて使うのももちろんアリですが、クリーントーンがなかなかいい感じで、このギターの素性の良さを感じます。かる〜くクランチサウンドにして、指弾きすると、ジェフベック気分が味わえますねぇ。リアとセンターのハムバッキング+シングルのハーフトーンも、けっこうストラトに近いいい感じの音がします。

 さてさて、このギターは誰かにもらわれて行く予定であります。手をかけてやると子供のようにかわいく感じるものでして、里親が見つかるまで少し弾き込んであげようかなぁ、と思っております。(^○^)

-完-

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